アーティスト解説 > C
これだけはチェックしておきたい重要アーティスト、おすすめアルバムをアルファベット別に紹介しています。
※クリックできないところにはまだデータがありません。
カルロス・リラ
(Carlos Lyra 1939-1923)
ホベルト・メネスカルと共にギター教室でボサノヴァの弾き方を教えていた彼は、ジョビンとはまた違ったオーソドックスに美しい名曲を多数書いたソングライターです。ハンサムで歌声も甘く、まさにボサノヴァライフを体現するカッコイイ人です。
『ザ・サウンド・オブ・イパネマ(The Sound Of Ipanema)』(1964)
向かって右がカルロス・リラ。アメリカのサックス奏者ポール・ウインターとの共演盤です。彼自身のヴォーカルで聴く名曲の数々は絶品。セルジオ・メンデス(P)、セバスチャン・ネット(B)、ミルトン・バナナ(Dr)という最強のバックメンバーを従えた完璧なボサノヴァサウンドは『ゲッツ/ジルベルト』に勝るとも劣りません。
クラウデッチ・ソアーレス
(Claudette Soares 1937-)
『イパネマの娘(E Dona Da Bossa)』(1964)
レコードデビュー前はラジオに出演しバイヨンの女王と呼ばれていたクラウデッチ・ソアーレス。しかしボサノヴァが流行すると巧みに転身しボサ歌手としてデビュー。女性歌手として初めて「イパネマの娘」を初めて録音したことでも話題となりました。しかしいそいで録音したためか「バランサード」と歌わなければならないのに「バランセアード」と歌ってしまったという失敗談も…。彼女の魅力はなんと言っても少し鼻にかかったコケティッシュな歌声で、ボサノヴァ時代以降はその歌声を活かしバラード歌手として活躍しました。
シナーラ・イ・シベーリ
(Cynara E Cybele)
『シナーラ・イ・シベーリ(Cynara E Cybele)』(1968)
クアルテート・エン・シーのシナーラとシベーリによる別動隊ユニット唯一のアルバム。2人だけのデュエットのためエン・シーと比べるとコーラスの厚みが物足りない感があるものの、バラエティに富んだ選曲、ドリ・カイミによるクオリティの高いアレンジが素晴しく、エン・シーのファンならチェックしたい作品。「ジャヌアーリア」のみアレンジがタンバ・トリオのルイス・エサ。マルコス・ヴァーリの「ヘシーフィの街角で」、シコ・ブアルキの「カロリーナ」等がおすすめ。
※クリックできないところにはまだデータがありません。
Top▲
|