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 これだけはチェックしておきたい重要アーティスト、おすすめアルバムをアルファベット別に紹介しています。

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ガル・コスタ
(Gal Costa 1945-2022)【MPB

 カエターノ・ヴェローゾ、マリア・ベターニア、ジルベルト・ジルらと共にバイーアから現れた女性ヴォーカリスト。ソングライターではないので取り上げる曲やアレンジャーによってアルバムの印象はいろいろですが、エリス亡き後の女性MPBヴォーカリストの最高峰であることは疑いようがないでしょう。

『ガル・カンタ・カイミ(Gal Canta Caymmi)』(1976)

 ガル・コスタはMPBの歌手ですが非常に大衆からも人気がある人なのでアルバムもその時代の流行を反映した音になっていて、正直今聴くと時代遅れの感があるものもあります。そんな中でぜひ聴いて欲しいのがこの1976年作『ガル、カイミを歌う』です。カイミとはガルと同郷の偉大なるサンバのシンガー・ソングライター、ドリヴァル・カイミのことで、ジョアン・ジルベルトもカイミの曲を多く歌っています。このアルバムはそのカイミの曲を70年代当時の典型的MPBサウンドで演奏していて、とてもグルーヴィーかつしなやかな感触を持った素晴らしい作品です。「So Louco」「Nem Eu」等のバラード曲も絶品。


『チェシャ猫の微笑み(O Sorriso De Gato De Alice )』(1993)

 カエターノともコラボレートした鬼才アート・リンゼイ・プロデュースによる作品。アートがプロデュースといってもアヴァンギャルド性は全く無く、非常にオーソドックスかつアート以外の人にはできなかったであろうハイセンスで無駄のないシンプルな作品に仕上がっています。カエターノ・ヴェローゾ、ジョルジ・ベン、ジルベルト・ジル、ジャヴァンにすべて書き下ろしの曲を提供させるなんて女王ガルならではの離れ業。

ジルベルト・ジル
(Gilberto Gil 1942-)【MPB

 カエターノ・ヴェローゾらと共にポスト・ボサノヴァ期に「トロピカリア」という英米のロックの要素を取り入れた音楽ムーブメントを作った中心人物。一風変わった歌詞が印象的です。レゲエを熱心に取り入れていた時期もあったりしてスタイル的には変化し続けていますがやはり根底にはジョアン・ジルベルトに影響を受けたことがわかるボサノヴァ感覚を持っています。ライヴではエネルギー一杯のパフォーマンスで聴衆を盛り上げまくります。ヴィオラォンも実にうまい!

『ロウヴァサォン(Louvaçao )』(1967)

 1967年のデビューアルバム。ジルベルト・ジルにボサノヴァ的なアルバムがあるのかなと疑問を持つ方はこれを聴いてください。もちろん典型的ボサノヴァのような小声の歌い方とは少し違いますが、このサウンドはボサノヴァと言って問題ないでしょう。同時期のエレンコのアルバムと比べても、そう違いは無いと思います。「Maria」なんて曲はマルコス・ヴァーリが歌っていても不思議ではないくらいボッサなテイストです。カエターノ&ガルの『ドミンゴ』を好きな人も聴くべき。

 

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